差額負担の医療を受けるとき
特別療養環境室(差額ベッド)とはどんな病室ですか?
1人当たり面積を広くとるなど、快適さを加味した病室です。
入院で差額がとられる病室は、個室または2人部屋だけでなく、3人部屋や4人部屋でも、次のような条件を満たせばよいことになっています。
(1)1病室の病床数が4床以下
(2)病床の面積が1人当たり6.4平方メートル以上
(3)病床ごとにプライバシーの確保を図るための設備を備えていること
(4)患者個人用の収納設備や、机、いす、照明の設置などです。
大部屋をベニヤ板で間仕切りをして個室部屋としたり、また新築だから、日当たりがよいからといった理由は認められません。
なお、差額徴収は、患者が特別療養環境室(差額ベッド)を希望し、同意書により確認することが前提になっています。